SSV Networkは、2021年8月27日にLidoからグラントを受けました。それ以来、開発を続けてメインネットを昨年リリースし、総ステークETHは150万ETH以上にまで成長しました。そして、LidoがSimple DVTを立ち上げるにあたり、SSV DAOはSSV NetworkをサポートしてくれたLidoコミュニティに恩返しをしたいと考えています。
Lidoは、Ethereum のリキッドステーキングプロトコルです。ユーザーは、Lidoを通じてETHをステーキングすると、その証としてstETHというトークンを受け取ることができます。このstETHはLidoを通じてETHをステークしている証であると同時に、stETH単体でもDeFi上で取引する事ができたりして流動性を維持する事ができます。
つまり、ユーザーは、Lidoはを通じて流動性を維持しながら、ETH をステーキングすることができます。このアプローチは、ステーキングの利点と、資本効率を高めることの両方を実現します。
では、そんなLidoでステーキングをする際のノードオペレーターは誰が務めているのでしょうか？最近まで、Lido には数少ないプロのノード オペレーターしかいませんでした。
DVT は、Distributed Validator Technologyの略です。DVTは、バリデーターの単一障害点であるバリデーターキーを複数のノードに分散して管理することで、Ethereum バリデーターのセキュリティ、信頼性、分散化を強化します。故にバリデーターの稼働時間と Ethereumの健全性が向上します。
そんなDVTを用いたSSV Networkは、分散型ステーキングアプリケーションを構築するためのオープンでPermissionlessなネットワークインフラです。誰でも (ソロ ステーカー/プロトコルでも) シームレスにDVTのネットワークに接続して、バリデータを分散できます。